アプリ開発ブートキャンプで3年連続の最優秀受賞!
アプリ開発ブートキャンプ
アプリ開発ブートキャンプは、2024年8月後半に女子大学生ICT駆動ソーシャルイノベーションコンソーシアム(WUSIC)主催で行われた、企画・デザイン・アプリ開発・プレゼンテーションスキルを短期間で身に付けることができるイベント(ハッカソン)です。WUSICに参加している全国の女子大学がチームを作ってアプリ開発のコンテストに参加しました。今年は10チームが参加しました.今年度のテーマは「ソーシャルインパクトを創出するモバイルアプリ」でした。コミュニケーション専攻情報デザイン領域の3年生と2年生の3チームが参加しましたが、その1チーム(2年生の山縣さん,坂本さん,高瀬さん,小池さん)が制作したアプリ『日本ダイスき』が最優秀賞を受賞しました。なんと,3年連続の最優秀賞受賞です! (2位もコミュニケーション専攻情報デザイン領域のチームでした!)以下,開発した学生の活動内容と制作したアプリの概要を紹介してもらいます。
開発者からの参加レポート
初日には、Monacaを用いてプログラミングを学習しました。 HTML、CSS、JavaScriptを自分たちで実際に打ちながら今後のアプリ開発に向けて学習しました。
二日目からは
中盤の二日間はデザインフェーズでした。まずはアプリの要件を具体的に洗い出し、Figmaを使用してデザインを形にしていきました。『日本ダイスき』は日本の魅力を外国人観光客に伝えることが目的の一つであるため、全体的なデザインは「和」を意識し、日本らしさを強調しました。また、ターゲットユーザーに外国人観光客を含めるため、アプリ内の表示は英語表記も取り入れ、多言語対応を工夫しました。
後半の開発フェーズでは、Monacaを使用し、HTML、CSS、JavaScriptを用いて実際にアプリを作成していきました。さらに、クラウドデータベースの利用が加点対象となっていたため、すごろくゲームで目的地に到着するたびに旅の感想を記録できる機能を、クラウドデータベースを使って実装しました。 このデータベースを活用することで、ユーザーが移動した際の記録を簡単に保存できるようにし、ユーザーの旅行記録がより見返しやすいものになるよう工夫しました。 『日本ダイスき』は、すごろく形式のゲームを通じて、日本各地を巡りながらマナーや文化を楽しく学ぶことができるアプリです。
以下がアプリの流れです。
- すごろくをプレイする→都道府県とコースを選択。
- すごろくがスタートし、各マスでクイズに挑戦。
- クイズに正解したら、指定された目的地に向かう。
- 到着後、その場所の感想を入力。
- 最後にゴールすると、道の駅で使用できるクーポンをゲット(クーポンは途中で提示されるパスワードを入力することで利用可能)。
アプリの工夫点として、観光スポットの選定においては、市町村の公式サイトや口コミ50件以下のコアなスポットを中心に厳選しました。また、クーポン券の不正利用を防ぐため、途中で得られるパスワードをゴール地点で入力する仕組みを使用しました。
今回のアプリ開発ブートキャンプを通じて、チームで一つの目標に向けて協力しあう楽しさを学ぶことができました。私たちのチームには、プログラミング経験が豊富なメンバーはいませんでしたが、一人ひとりが真面目に取り組み、分からないことは他のメンバーやメンター、先生に積極的に質問して解決していきました。 特に、最初は実装できるかどうか不安だった部分もありましたが、チーム全員が役割を分担しながら協力して取り組んだことで、最終的には最優秀賞を受賞するという成果を得ることができました。この経験を通してアプリ開発の楽しさや、チームで目標を達成する喜びを味わうことができました。
アプリを説明する動画も作成したのでご覧ください.