大学って何するところ?

こんにちは。コミュニケーション専攻2年の松島です。

長いようで短い夏が終わり、秋になりましたね。"芸術の秋"や"スポーツの秋"などありますが、受験生の方は"勉強の秋"になりますでしょうか。夏休みの努力が皆さんの力になっていると良いなと思います。

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さて、そろそろ行きたい大学を絞る頃かと思いますが、皆さんはもう決まっていますか?そもそも大学って、何をするところだと思いますか?

私は、大学は研究するところだと考えています。

あなたに学びたいことはありますか?"この大学は就職が有利だから"、"大学名がかっこいいから"。そうやって名前で選んだ大学で、深めたい学問分野がわからずに、研究したいことがない大学生もいると思います。しかし、やりたいことがわからずに何年もいると、卒業に必要な単位だけ取って、バイトに明け暮れる日々に。すぐに見つかるものではないかもしれませんが、やりたいことが分かっていれば、大学を最大限に利用できます。せっかく大学に入るなら、学びたいことが研究できるところにしませんか?

学びたいことがわからない?これは他と比べて好き、今はあまりできないけどできるようになりたい、そんな些細なものでいいんです。自分の心が少し震えるものに対して、センサーを研ぎ澄ましてみてください。そして、調べてみてください。少しわかったら人に話してみてください。高校の先生や大学のオープンキャンパスでの相談など、きっと色々な方があなたに寄り添って手伝いをしてくれると思います。今すぐに見つからなくても大丈夫。見つけようと努力し続けることが、大学生活を有意義に送るための重要なことなのかもしれません。

私は、「演劇教育、とくに即興演劇について学びたい」と思いつつも第一志望校には落ちました。しかし、第一志望校の教授に掛け合って、ゼミに参加させてもらっています。また、東女コミュニケーション専攻に在籍したことで、演劇について客観的に見るという新たな視点を得ることができました。デザインのゼミでは、即興演劇がイノベーティブである理由が少し見えてきましたし、多文化教育のために演劇が使えるかもしれないという仮説ができました。もっと挑戦したい!と思い、夏休みはアメリカに即興演劇を勉強しに行きました。

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アメリカでの経験を経て私自身はまだまだ勉強が足りないと思い知りました。これから深めて研究できると思うとワクワクします。入学当時は、第一志望に入れなかったことを悔やみましたが、今は東女(トンジョ)で良かったと思っています。

それぞれ興味があること、やってみたいことは違うと思います。学びたいことを見つけて、あなたの大学ライフが実りあるものになりますように。

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