専攻での4年間の学び

こんにちは、福島ゼミの小野田です。

私は、この3月に東京女子大学を卒業しました。流行するコロナの影響で、残念ながら卒業式は行われなかったものの、おかげ様で沢山の方からお祝いを受けることができました。お世話になった先生方、友人、そして家族にあらためて心からの感謝を申し上げます。

こうして大学生活を終えた今、コミュニケーション専攻で学んだことを、私なりにお話ししたいと思います!

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まず何よりも、4年間を通じて学ぶことの楽しさに気付くことができました。もしかすると、これを読んで下さっている方は、この人真面目なんだな...と思って下さっているかもしれません。しかし、私は自信をもって自分のことを「真面目」であるとは言えません。実際に、私は授業に最前列で参加をしたり、課題を完璧にこなそうとするような学生ではありませんでした(笑)。

しかし、そんな私でも学んで良かったなと初めて思えたのがこのコミュニケーション専攻での学びです。言われた課題をこなす強制力が強い小中高での勉強とは異なり、自分の好きなことを自由に選択し、責任をもって自分の好きなだけ学ぶことができるという環境がコミュニケーション専攻には整備されているからこそ、勉強とは異なる学びに楽しさを感じることが出来たのだと思います。そして、そのような「学び」の楽しさに気付かせてくれるのは、専攻に用意されたメディアや情報デザイン、多文化などの幅広い分野です。

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私自身、入学当時はメディア心理に関心があり、コミュニケーション専攻を選択しました。しかし、入学後はもともと好きであったメディアはもちろんのこと、社会心理学や多文化コミュニケーションなど当初の自分の興味を超えた分野を学ぶことができました。そして、そのような幅広い内容を多角的に学べたことで、自分自身の関心分野や視野を大きく広げるとともに、自分の本当に好きなことを主体的に探究することができるようになったと思っています。

最後に、コミュニケーション専攻の学びの特徴として思い付くのが統計学です。皆さんと同じく?私も大学に入る前は、まさか自分が統計的な結果を伴う卒業論文を書くことになるとは思ってもいませんでした。そして想像していなかったからこそ、統計学にはかなり苦しめられました(笑)しかし、その統計学が自分の漠然とした疑問や興味と主張をより明確に表現してくれる手段であることを、一連の学びを通じて理解することができました。特にそのことを実感したことが卒業論文であり、調査から得たみんなの感覚を統計的に扱うことで、自分の主張をより広い視野から検証することができることが分かりました。

このように、私のコミュニケーション専攻での学びはとても満足するもので、そのいずれも私が幸せだった証であるように感じます。そしてそれは、自由にかつ責任をもって自分の良さを伸ばすことのできる環境があったからこそだと思います。これからも大学での貴重な学びの体験を生かし、自分自身で満足のいく生き方を主体的に創ることができるように、精一杯努めていきたいです。

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