コロナだからこそ...

こんにちは。コミュニケーション専攻4年、斉藤ゼミの渡部です。自己紹介で「4年生」と言うのにまだ慣れません(笑)。去年一年間のキャンパスライフがコロナによって潰れたこともあって、最後の学生生活だと思いたくないからでしょうか...。東女の校舎の美しさに一目惚れして入学を決めた私としては、登校できなかった去年が悔しくて仕方がありません。2020年を振り返ると感染拡大によって外出が制限されたり、大学に一度も通えなかったり、悪いことが真っ先に思い出されますね。しかし今回はコロナウイルスがあったからこそ気づいたことや良かった変化を書き出してみたいと思います!

まず一つ目。オンラインっていいかもと思いました。これを特に感じたのは就職活動です。私は三年生の6月に就活を始めましたが当時はやりたいことがある訳でもなく、とりあえず就活アプリを開いてびっくり。会社の種類ってこんなにあるのか!まずはいろいろな業界・会社の説明会に参加することから始めました。夏休み中は特に時間があったのでほぼ毎日オンラインでインターンシップ・説明会に参加し、多い時は一日で2,3社をはしごすることも。もっと効率の良い方法もあったのかもしれませんが、ぽんこつ就活生だった私にはこのくらいスケジュールを詰めて就活に対して「慣れる」ことができてよかったのではないかなと思います。このような柔軟なスケジュールを立てるのは移動時間のないオンラインだからこそできたことです。これからもケースによって対面とオンラインと使い分ける世の中になってほしいなと思います。

パソコンを使うスーツの女性

続いて二つ目。コロナ禍で両親と仲良くなりました。これまでも別に両親と仲が悪かった訳ではありませんが、外出自粛制限で家にいる時間が増えたことから会話を楽しむ機会が増えたと感じています。オンライン授業の合間に自室を出て、今の授業ではこんなことをやっているんだよだとか、就活の相談だとか。大学に通っていた頃は友人に話していたことを代わりに両親に話していました。特に無口で不愛想な父も、在宅が増えたことでちょっとしたことで部屋へ顔を出すことができるので昨年はいっぱいおしゃべりをしました。父の笑顔をこんなにも見た年は初めてです(笑)

ソファでスマホをいじる女性

最後は、大学で過ごす日常の大切さに気付けたことです。以前は「友達と話すのも好きだけど、一人で趣味に使う時間が一番好きかな。一人でも生きてるなぁ」と思っていました。しかし、コロナ禍で外部との関わりがSNSなどオンライン上のみとなって初めて、当たり前に登校し友人と会って話す事の出来る環境がいかに幸せだったか気づいたのです。パソコンに向き合って、授業と課題をこなす生活も最初は楽ではありましたが、慣れるほどに平気だと思っていた一人の時間がどんどん寂しくなってきました。就活や授業でオンラインの良さを感じてはいたものの、やはり友達と直接話すために早く大学が始まってほしかったです。コロナがあったからこそ、自分の日常が当たり前に大学に通って、周りの友達に支えられていたからこそ成り立っていたものだと知ることができました。この先の人生は今までより日々を大切にできるんじゃないかなと思います。

今年度は一部授業で対面形式が再開しました。最後の大学生活、大好きな校舎と友達・先生方に囲まれて楽しく過ごしていきたいと思います!卒論も頑張ります!

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