飛び込んでみる
はじめまして! コミュニケーション専攻4年、橋元ゼミの後藤です。今年の夏も暑いですね。私は暑いのが苦手なので、できれば一歩たりとも家の外に出たくないです。小学生ぶりにゲーム機を手に入れ、毎日冷房の効いた部屋でゲームに奮闘していたら眼精疲労になりました。(本当の趣味は散歩なので、夕方にしっかり活動しています...笑)
今回、このブログを書くにあたって、私にしか書けないことは何だろうと考えました。私はサークルにも部活にも所属していないし、他にこれといって打ち込んだ活動もありません。レポートや日々の勉強に追われ、たくさんアルバイトをして、お客さんに怒られながらもお金を稼いで、友人と遊んで、恋愛もしてみて、毎日それなりに充実した日々を送っています。
この4年間で撮った写真を交えながら、私の学生生活の中で大変だったけどやってよかったこと2つについてお話したいと思います。
まずひとつ目、通学です。家から東女が遠くて受験を迷っている方、勇気が出ない方がいたら、「大丈夫だよ!」と心の中でこっそり叫びたいです。
1、2年生の頃、どうしても帰りの電車は座って帰りたくて、急いでキャンパスを飛び出していました。今、世界がこのような状況になり、友人と西荻窪を開拓しなかったことを非常に悔やんでいます。当時に戻れるのなら、駅に足早に向かう自分を友人の元へ連行したいです。
なぜそこまでして急いで帰りたかったのかというと、私は片道2時間半かけて大学に通っているからです。初対面の人にこのことを話すと、第一声「え?」と言われます。ふたこと目には「どうして一人暮らしをしないの?」と。つまるところ、往復5時間。寝たり、本を読んだり、スマホをいじったり、課題をやったりして過ごしてきました。
受験生の頃、オープンキャンパスに来た際、模擬授業とキャンパスに魅了され「私はここに行くんだ」と強い意志を持ちました。それと同時に、実家暮らしを貫き通すことも決定事項でした。今思えば恐ろしく安易な考えで、親に何度も本当に通えるのかと聞かれたのを思い出します。
結果から言います。当然、大変でした。でも、大学へ行く目的があれば頑張れます。
1限の日は5時半起きだし、4限以降の帰りの電車は座れず満員でした。体力も精神も擦り減ります。定期代も高いです。でも、2時間半かけて通っているひとが私だけではなかったし(知っているだけでも他に2人います)、何か落ち込むことがあっても「でも私、毎日5時間頑張っているし」と思えました。地元は大好きだから離れなくて正解で、今思えば頑張って通ってよかったです。東女に行けば大好きな友人に会えるし、帰ってきても大好きな友人に会えるし、苦手な分野もあるけど講義は楽しい。もし課題を家で終わらせられなくても、通学という猶予もある。私は、勉強が好きなほうなので、毎日講義も飽きず、むしろ楽しみながら過ごしていました。だから、家が遠くても目的さえあれば大丈夫です。私は通学頑張ったことで、視野も広がり知識も増えました。
2つ目は、勉強です。「私立文系が楽だと言った人、誰ですか?」
たぶん、そう思ったのは私だけではないはずです。受験生であれば、日々の勉強に嫌気がさして少しの期待はすると思います。私がそうでした。もちろん、勉強をするために大学へ行くけれど、少しは......ね? メディアや対人関係の勉強がしたくてコミュニケーション専攻に入ったのでもちろん後悔はありませんが、正直なところ思ったより大変でした。
コミュニケーション専攻では、実証的研究をするため統計分析は必ず通る道です。数学アレルギーと自称する私は、統計分析への苦手意識が尋常ではありませんでした。しかし、先生方もその状態をわかっており、親身になって教えてくださいます。昨年度受講した多変量解析という実習では、オンライン環境でありながらも私の「わからない」というコメントに対して、根気強く返信していただきました。また、現在卒論のための調査に取り組んでいる最中ですが、私たちのアイデアに的確なアドバイスをいただいています。(本当にありがとうございます!)
自分には理解できないかもしれないという不安を抱えている方もいらっしゃるかもしれませんが、是非その不安を抱えたままコミュニケーション専攻へ飛び込んできてほしいなと思います。絶対に、一緒に不安を解消してくれる仲間や先生方がいます。
さらに、東女では他専攻の授業を受けることもできるので、専門分野以外についても楽しく学ぶことができました。ちょっと興味あるな...という気持ちで講義に飛び込んでみると、視野が広がること間違いなしです!
大学生の夏休みは長いです。なかなか外出できる状況でもないですし、ストレスを感じる場面もあると思います。その中で、それぞれが後悔のない夏を過ごせたらそれ以上に素敵なことはないです。
私は卒論と、来年度入社に向けての資格の勉強を頑張りたいと思います。あとは、遊べる範囲で遊びたいです...! 最後までお読みいただきありがとうございました。 皆さま、良い夏休みを!!!