何となくから始まった大学生活

はじめまして!福島ゼミ4年の佐藤と申します。 今回は私がこの東京女子大学コミュニケーション専攻に入学するまでのことを、正直に書きたいと思います。

パソコンを利用する女性

私はもともと東女志望ではなく、国立大学を志望していました。なんなら東女は第3、4志望くらいで、オープンキャンパスに参加したことはありません。ただ自宅からキャンパスが近い、ということと高校3年生の頃に志望していた社会学専攻があった、ということから何となく志望していました。そのため、東女がどんなキャンパスなのかを知ったのは入試当日、キリスト教系の大学で授業でもキリスト教について勉強する、と知ったのは合格してからでした。 (こんな私が専攻ブログを執筆させていただけるなんて、想像していませんでした笑)

ほとんど情報を知らないまま東女の社会学専攻を志望していましたが、たまたま友人に指定校推薦で東女に合格した人がおり、パンフレットを見せてもらいました。そこでコミュニケーション専攻という聞きなじみのない専攻を知りました。説明を読んでいると、心理学、メディア、多文化など幅広い分野を学ぶことができる場所であるということを知りました。当時の私はとにかく興味のない分野ではなく、直観的におもしろそう!と感じた分野を勉強したいと考えていました。そんな私にとって、コミュニケーション専攻で学ぶことができるものすべてが、わくわくするようなもので、そこから社会学専攻からコミュニケーション専攻志望に切り替えました。

とはいっても、東女の志望順位が上がることはなく、とりあえず受けてみるかという思いで受験し、合格することができました。その後、もう1校合格することができましたが、第1、2志望の大学には落ちてしまいました。 どちらの大学に進学するか悩んだ結果、就職率の高さや自宅からの近さ、大学のリベラルアーツ教育も含めて1つに縛られない学びをすることができるということから、東女に入学することにしました。

これまでお話ししたように、わたしはもともとの志望度が高いとは言えない東女で3年以上過ごしてきました。ここだけ聞くと、あまりよくない大学生活のように思われるかもしれませんが、コミュニケーション専攻で学ぶことができて結果的に良かったと今では思っています。 友人と一緒がいいからこの授業をとる、というよりも、とにかく自由に高校生の時と同じく自分の直感で楽しそう!と思える授業で履修を組んでいく、というぜいたくな大学生活を送ることができました。そのようなことができたのも、コミュニケーション専攻で学べる分野の広さがあったからです。 (語弊がないように言うと、100%自由ではなく卒業単位のための必修科目もあります)

コミュニケーション専攻は卒論題目の幅もとても広く、個人的には興味のあることなら「何でもあり」にしてくれる専攻だと思っています。 もちろん、他専攻と比べると文系にもかかわらず統計学を本格的に勉強する必要があるなど、大変なこともあります。しかし、私のように興味のあることだけを勉強したい、反対に何に興味があるのかわからない、という方にはコミュニケーション専攻は良い場所だと思います。

最後に、これまで「何となく」で始まった私の大学生活をお話してきましたが、もちろん明確な目的と熱意をもって東女に入学する方もたくさんいます。そこで大事なのは、入ってからどのように行動するかだと思います。入ってしまえば、私のような人も熱意をもって入った人も関係なく、同じスタートラインから始まります。大学では良くも悪くも自分の行動次第ですべてが変わってしまいます。

自分が満足のいく大学生活のために、まずはもうひと踏ん張りして、この受験期を乗り切ってください! そして、このブログを読んでくださっている方が、コミュニケーション専攻の後輩になってくれると嬉しいです!

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