就職だけではない、自分らしい進路
はじめに
皆さんこんにちは!コミュニケーション専攻4年、渡辺ゼミの田中と山﨑です。大学生活4年間の集大成として取り組んだ卒論を提出し、口述試験も終えて久しぶりに穏やかな日々を過ごしています。
皆さんはどうお過ごしですか?年が明けてもう1ヶ月が過ぎ、世間は受験シーズン真っ只中ですね!もしかしたら大学受験に対する不安や緊張を抱きながらこのブログを見てくださっている受験生の方々もいらっしゃるのではないでしょうか?今回はそんな受験生の皆さんに向けて(もちろん受験生じゃない方も読んでくださると嬉しいです!)、私達が4年間取り組んできたコミュニケーション専攻での学びを経てどう卒業後の進路を決定したのかについてお話ししたいと思います。
まずは簡単に、このコミュニケーション専攻で学べることや私達が所属していた渡辺ゼミでの学びについてお話しします。コミュニケーション専攻では、情報デザイン、多文化、メディアと幅広い分野を学ぶことができます。私達が所属していた渡辺ゼミでは、情報デザインを中心に活動に取り組んでいます。情報デザインとは、世の中にたくさん溢れている情報をわかりやすくデザインして、人々に伝えていくものです。また、渡辺ゼミの卒業論文では自分たちの興味関心から発展した研究テーマを設定でき、情報デザインの知識を活かしながら社会課題を解決する研究に取り組むことができます。
卒業後の進路
そして、このコミュニケーション専攻と渡辺ゼミでの学びを経て、私達は卒業後の進路として大学院進学を選択しました。周りの友人や知人に「大学院に進学する」と伝えると、「理系だったっけ?」とか「研究者になりたいの?」と言われたこともありますが、私達は全く理系でもないし(むしろガチガチの文系です)研究者になりたいわけでもありませんでした。なぜ私達が大学院進学を選んだのか、受験生の皆さんには少し先の話になってしまいますが、私達が就職活動をしていた頃に遡ってお話したいと思います。
「なんとなく」始めた就職活動、新しい選択肢
私達は大学3年生の秋〜冬頃から就職活動を開始しました。私達自身がマイペースなのもあって(笑)、周囲と比べると就職活動を始めたのは少し遅い方だったかもしれません。就職活動を始めたのも、当時の私達は特にやりたいことやなりたい夢もなかったため「卒業したら就職しなきゃ」「みんなやってるから私達もやらなきゃ」といった、自分の意思ではなくただ周りと同じルートを辿るためでした。
そうして始まった私達の就職活動でしたが、あまり良いスタートではなく、周りと比較してしまう日々が続きました。もちろん就職活動に関してだけじゃなく卒論や日々の生活だけでも忙しいため、次第に両立が難しくなっていきました。そこで一度就職活動の足を止めて、今の自分は本当は何がしたいのか、ゆっくりと向き合って考える時間を過ごすことにしました。
周りと比較するのではなく、自分は何がしたいのか向き合って考える時間を過ごしていく中で、「もっと勉強がしたい、卒論のテーマをもっと長期間かけて深く研究したい、専攻での学びや卒論の研究を続けていきたい」という思いに気付きました。なぜこの思いに気付いたのか、不思議に思いますよね。就職活動を一旦やめて、自分と向き合っていく中で大学での学びを振り返り、自身の興味関心のある授業や卒論に真剣に取り組んでいく面白さを思い出したことで、就職ではなく大学院に進学し研究や学びをより深めたいという考えに至ったのだと思います。それからは、就職活動から大学院への進学の準備に切り替えて、大学院に進学することになりました。自身が興味を持ったことに対して積極的に取り組んでいくと、自然とやりたいことや、自分がなりたい将来が見えてくるのかもしれません。
また、大学は自分の興味関心を追求したり、自分が何に面白いと感じるのか、あるいは全く興味なかった分野に挑戦することで見えてくる、新しい世界や面白さを発見できる場所です。4年間の大学生活の中で授業や課外活動など、何事にも活動的に取り組んでみると新しい何かを見つけられると思います!そうすることで、大学卒業後はそのまま就職をするのではなく、大学院進学や留学、または全く別の新しい道が見えるかもしれません。ぜひ活動的に、素敵な大学生活を過ごしてみてください。
大学院への進学という選択肢があるということ
長々とお話しましたが、受験生の皆さんには、大学卒業後、就職という選択肢だけでなく、大学院への進学という選択肢があるということをお伝えしたいです。周りの人と比較することもあるかと思いますが、自分のやりたいことや好きなこと、大事にしたいことを忘れずに、自分にとって最善の道が選べるよう進んでいってください。
最後に
最後に、受験生の皆さんが笑顔で春を迎えられることを祈っています。体調に気をつけて、ラストスパート頑張ってください!!!