今を全力で取り組めば可能性は広がる

はじめまして!コミュニケーション専攻福島ゼミ3年の山田と申します。今回は、私がコミュニケーション専攻に出会うまで、そして大学入学後の話をしたいと思います。

そもそも私は、受験生時代に東京女子大学のコミュニケーション専攻という専攻を知りませんでした。しかし、大学では心理学を学び、将来は心理カウンセラーとして人々を救いたいという意志は固まっていたので、いくつかの大学の心理学部を中心に受験していました。その中の一つにあったのが、この東京女子大学でした。ですが、入学後、私はコミュニケーション専攻に進むことになります。そして、この選択が、私にとって一つの転機にもなりました。

勉強する女の子のイラスト

皆さんは、コミュニケーション専攻と聞くとどのような印象を受けますか?私は当初、コミュニケーションだから人間同士の会話や対人関係について詳しく学ぶのかな...?というイメージを抱いていました。しかし、三年生になった今、私が思うコミュニケーション専攻とは、可能性を広げられる場所だということです。

もともと心理学に興味があった私は、勝手に抱いたイメージからコミュニケーション専攻も面白そうだと思い選択しました。しかし、実際にコミュニケーション専攻で学んでいると、コミュニケーションという概念の幅広さや可能性の大きさを感じます。本学のコミュニケーション専攻では、主にメディア・情報デザイン・多文化という三領域について学習することができます。大まかに説明すると、メディアとは、テレビやラジオ、新聞などのメディアの違いによってもたらされる影響や効果、情報デザインとはウェブや広告上などでのデザインの仕方による効果、多文化とは世界各地の様々な文化に存在する考え方や傾向について学ぶことができます。(本学のホームページを見ると、より分かりやすい説明が載っています)こんなに幅広く学べるとは、入学当初は思ってもいませんでした。また、もともと強い関心はなかったメディアや情報デザインですが、親近感もあり、授業を受けているうちに関心が強くなっていきました。身近なところにも様々な工夫がなされている、このことに気が付けたのもコミュニケーション専攻での学びがあったからだと思います。

私は、コミュニケーション専攻に関心がある方はもちろんですが、学びたいことが明確に決まっていない方にもこの専攻をおすすめしたいです。なぜなら、幅広く学ぶということはやはり重要なことだと思うからです。一見関連がないように見える三領域ですが、これらを学ぶことの意義はとても大きいと思います。自分が興味のないことを実際に学んでみると、新しい視点や可能性が生まれることに気がつきます。すると世界が広がり、他にも興味や関心が持てる分野が多くなります。そういった経験を積み重ねていくことで、思いもよらなかった自分の新しい道を見つけることにもつながります。そして、こういった経験ができることこそが、大学時代の良さではないかと思います。

気合いを入れる女性のイラスト

皆さんは、自分の夢がありますか?大学で学びたいことが明確に決まっていますか?決まっているのであれば、今はその夢に向かって全力を尽くしてください。決まっていない方も決して焦ることはありません。私自身もそうでしたが、自分が思い描いていた通りの道のりを歩むことよりも、その時々で様々な影響を受けながら、新たな可能性を見つけることの方が多いのだと思います。だからこそ、まずは今できることに全力で向き合う、そして置かれた環境で自分の新たな可能性を見つけ様々なチャレンジをする、このことを大切にしてほしいと思います。皆さんの可能性の第一歩となる場所が、このコミュニケーション専攻であれば嬉しいです。

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