デザインを知ろう

夏本番、学生のみなさんは夏休みもあっという間にもう後半ですね。いかがお過ごしでしょうか。 大学教員の夏は、研究がメインになります。研究室に限らず、図書館、自宅の書斎、避暑地、海辺、カフェなど、それぞれの教員にとって最も適した空間で研究を行います。

私は自宅の書斎ではなかなか研究が進みません。それは、気が散るからです。書斎には私のお気に入りのモノ(たとえば、図1から図4)がたくさん飾られていて、それらのモノたちを眺めると時間が過ぎてしまうからです。困ったものです。

モノにはデザインがあります。良いデザインとはどんなデザインでしょうか? たとえば、使いやすい、ということもひとつでしょう。学生のみなさんですと、持ちやすいシャープペンシルとか、書きやすいボールペンとか、を思い浮かべるかもしれません。しかし、みなさんのお気に入りのモノのデザインは決して使いやすいだけではないのではないでしょうか。たとえば、かわいいとか、かっこいいとか、カジュアルとか、ラグジュアリーとか、シンプルとか、たくさんの観点から私たちはお気に入りのモノを購入しているのではないでしょうか。つまり、良いデザインとは必ずしも使いやすいデザインを意味するだけではないのです。図1,図2のVogueの表紙のデザインは現代の雑誌とはずいぶん違うでしょう。また、図3,図4の香水瓶のデザインも使いやすいとは言い難いでしょう。

コミュニケーション専攻では、情報デザインを学ぶことができます。 みなさんもデザインとは何かを考えてみてはいかがでしょうか。

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図1.アーヴィング・ペンの写真の表紙とブルーメンフェルドの写真の1950年のアメリカ版Vogue
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図2.サルバドール・ダリのデザインの表紙の1939年のフランス版Vogue(上)と同じくダリのデザインの表紙の1971年-72年のフランス版Vogue(下)
Figure3
図3.Guerlainの香水Coque d'Or(1930年代~1950年代)
Figure4
図4.Schiaparelliの香水Shocking (1930年代頃)
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