「忙しいときにPCは壊れる」とは、学生時代に論文の〆切などのときによく言われた言葉です(笑)。教員として学生を指導する立場になって自分でも言っています。だから大事なデータはかならずバックアップしておきましょう、直前になって焦らないように計画的に作業しましょう(作業をため込んでおいて〆切直前に慌てているときにPCが壊れると、取り返しがつかなくなる)、という意味ですね。なお、壊れるものはPCに限らず、記憶媒体であったりプリンタであったりといった機器類です。

私自身、数年前に大事なデータを保存しているUSBメモリが壊れたことがあります。外部の仕事が大詰めの時で、作成した文書をグループ内で回覧して、他のメンバーに確認してもらっているときでした。自分自身でバックアップを取り忘れていて、自分の手元から文書データが無くなってしまいました。幸いなことに他のメンバーに回覧で回したデータが残っていたので、事なきを得ました。それ以外のデータについては、最新のデータはなくなりましたが、少し古いデータはバックアップしてあったので、データの復旧はすることができました。以来、特に大事なデータは、作成/更新するたびにバックアップするように心がけています。PCは壊れても新しいものを用意したりして使うことができますが、データは取り返しがつかなくなるので、データのバックアップは非常に重要ですね。