白銀 純子Junko Shirogane
准教授 / ソフトウェア工学
ソフトウェアのユーザインタフェースに着目し、顧客からの要求の獲得や開発の容易化・効率化、できあがったユーザインタフェースの評価など、開発者および利用者の双方に対する支援について研究を行っている。
- junko(あっとまーく)cis.twcu.ac.jp
- オフィスアワー
- 火曜3限
自己紹介
コミュニケーション専攻の科目と全額共通の情報処理科目を担当しています。
コミュニケーション専攻の科目の担当は、「ICTリテラシI」、「ユーザニーズ分析」、「3年次演習I/II」、「4年次演習I/II」です。情報処理科目の担当は「情報処理技法(リテラシ)I」、「コンピュータ・サイエンスI/II」です。
研究テーマは、「ソフトウェアのユーザインタフェースをどのように使いやすく効率的に作成するか」についてや、「ソフトウェアを開発する際の顧客からの要求をどのように扱うか」についてです。
白銀研究室
研究室のテーマ
「ソフトウェア工学」とは、コンピュータのソフトウェアをいかに早く、効率良く、安価に、不具合なく作成するか、ということを研究する分野です。
その中でも、私はユーザインタフェースや、要求工学といったものに注目して研究をしています。
「ユーザインタフェース」とは、コンピュータとユーザの接点です。
現在は、「GUI(Graphical User Interface)」というユーザインタフェースが主流です。
ソフトウェアに対して何かを入力したり、ソフトウェアの処理の結果を表示するために画面が使われますが、この画面そのものがGUIです。
GUIについては、その作りやすさについての研究や、利用者にとっていかに使いやすいGUIを作るかという、ユーザビリティ(使いやすさ)の研究を行っています。
また、「要求工学」とは、ソフトウェアを作ってほしい顧客のソフトウェアについての要望を、いかに正確に漏れなく汲み取って、ソフトウェア開発に生かしていくか、ということの研究です。顧客の要望の分析や文書化、作成した文書の管理などについての研究を行っています。
白銀研究室の研究のキーワードは、ユーザインタフェース、ユーザビリティ、ソフトウェア開発、要求工学などになります。
教員から学生へのメッセージ
現在は、これまでのパソコンだけでなく、スマートフォンという形で、誰でも持ち歩いてどこでも気軽に使える形態にコンピュータが進化しています。
できることも、調査や研究、分析といった勉学にかかわることから、友人との交流や音楽・動画の視聴など、社会生活や趣味にかかわることまで、多岐にわたります。
本当にいろいろなことができるコンピュータですが、コンピュータが動く仕組みや新しい技術を知ると、できることの幅がもっと広がります。
また、自分で「こういうアプリがほしい」と意見を出していくことも必要です。
コンピュータをただ使うだけでなく、コンピュータの中身についても知り、自分が本当にコンピュータに求めるものは何か、一緒に考えていきましょう!
ゼミ学生の声
一見クールだけど、おちゃめな先生です。